最新消息:

中国初恋:一个日本人的趣味中国旅行记-6-丽江2

笔记 在线投稿 6633浏览

丽江2
朝1番で、麗江旧市街のレンタルサイクル屋にて自転車を借りる。股下180cmのオレにフィットするバイシクルはなかなか無いが(股下180cmで身長は195cm)、中国人NBAプレーヤー姚明のために特注された自転車を出してきてもらうと丁度よいサイズだった。ちなみにオレの座高は15cmである。まるで円を描く時に使うコンパスのような、美しく理想的なボディを持つ男それがオレだ。
早上一起来,我就是去丽江老城的自行车租赁店借车。因为没有车子适合我这个腿长180公分的人(腿长180公分,身高195公分),就让店家搬出了NBA中国篮球运动员姚明的特别专供车。尺寸正好!顺便说一下我的上身长15公分。拥有犹如画圆圈儿用的圆规一样美丽而完美的身材的男性,那就是我啦。

 

今日は麗江郊外の白沙村へ、噂のスーパー漢方ドクターを訪ねに行くのである。評判によるとドクターはこちらが何も言わずとも診察をして患者の体調を言い当て、それに最も適した漢方薬をほんの数十元(500円~)で処方してくれるらしい。あの桜桃小丸子、いや、さくらももこさんの本にも登場している有名人だ。
今天去丽江郊外的白沙村,探访传说中的超级中医。据说,医生不需要病人陈述病情,就可以通过诊断说中患者的体征症状,然后开出仅花费数十元(500日元多)的最合适的方子。这位医生啊,在那个樱桃小丸子、哦不,樱桃子的书里也登场了。

 

基本的に治せない病気はないというので、これはおおいに期待したいと思う。オレがよくかかる病気といえば、なんといっても腹痛に下痢、時々発熱と腰痛、そして恋の病と仮病だ。特に仮病にはずいぶん苦しまされており、なにしろ派遣社員で働いていた時は2週間に1回は必ず仮病にかかっていた。オレの持病と言ってもいいかもしれない。当然仮病が発症してしまうと仕事を休まなければいけないのだが、さすがにそれだけ頻発すると会社に欠勤の電話をする時も申し訳なくてとても辛かった。あまり回数が多いものだから、しまいには、会社の人にも「こんなに何度も仮病になるなんて、もしかして本当は病気じゃないんじゃないか? 実はただのずる休みなんじゃないか??」と疑われてしまったくらいだ。
基本来说这位医生没有治不了的病,所以我非常的期待。我常患的病症,有肚子疼拉稀,时不时发烧、腰痛,恋爱病,以及装病。特别是装病啊,我可被它害惨了,我在做派遣员工的时候每两周肯定会“患上”一次装病。这算是我的老毛病了。当然,每次装病都得请假,所以要是病症频发的话,给公司打缺勤电话也相当痛苦。因为我请假次数太多了,都到了公司的人也开始怀疑说“居然装这么多次病,搞不好他是真病?还是说只不过不过是狡猾地骗休??”的地步。

 

ちなみに、仮病で会社とか学校を休んだ日って、1日が過ぎるのがものすごく早いんだこれが。ひと眠りして目が覚めるとあっさり夕方だから。それで夜全然眠れなくて罪悪感も伴い次の日の出勤が余計辛いの(涙)。
なぜか仕事を辞めた途端すっかり仮病にはかからなくなったが、仮病はさておいても憎い憎い腹痛と腰痛を退治出来る薬があるのならばぜひ貰いたい。もう「下痢ーズブートキャンプのゲリー体調」などという情けない称号とはおさらばしたいのだ。それにスーパードクターの診察で、新たなる病巣が見つかるかもしれないし。
それでは、朝食に麗江の街の安食堂で2.5元=40円の小籠包をいただこう。
顺便说一下,装病不去上班或上课的那一天总是过得非常快。打个盹儿起来就已经是傍晚了。结果就是晚上完全睡不着,满怀罪恶感,导致次日出勤反而更辛苦(流泪)。
不知为什么为什么一辞掉工作就不再“患上”装病了。装病这事儿暂且不提,要是有能治好我那可恶的腹痛和腰痛的药,我是一定要买的。已经无法再忍,我一定要和“拉稀兹布拖营地的拉稀队长”(取“拉稀”日文的谐音)说拜拜!不过说不定接收超级医生的诊断后,会发现些新的病灶也说不定。
那么,早饭就在丽江的便宜饭馆里吃2.5元(40日元)的小笼包吧。


う、美味い……。たとえ農薬や人肉が入っていようとも文句なしに美味い(入ってないと思うけど)。小籠包でこれだけ美味いんだから、大籠包なんて食べた日には感動で顎が外れるぜきっと。トロだって大トロが1番脂が乗っていて美味しいんだから。吉だって、一番縁起がいいのは大吉なんだから。助?花子だって、1番息が合った漫才を見せてくれるのは大助?花子なんだから。小助?花子のちぐはぐな芸なんて到底見られたもんじゃないぜ? そんなやついないけど。
好、好吃……。即使里面掺了农药和人肉也无条件的好吃啊(不过我觉得没有掺啦)。小笼包就已经这么好吃了,要是哪天吃到大笼包的话,我一定会感动地下巴脱臼的!因为啊,金枪鱼肥生鱼片“toro”当中数“大toro”最好吃;占卜吉凶的时候,“吉”这个类别里最幸运的那种叫做“大吉”;助和花子的相声组合中,最完美一致的组合是大助和花子,小助和花子那吵吵闹闹的表演实在没有看头,虽然没有这种组合啦~

 

食堂を出ると自転車を漕いで幹線道路をひたすら北へ。前方には標高5000メートルを超えるという麗江の名所?玉龍雪山が、厚い雲に覆われていて全然見えない。しかし中腹までは姿を見せており、景色はとても良い。でも雪山だというのにあんまり中腹を見せすぎると、下痢になるよ。腹を冷やすのが一番良くないんだから。
途中で幹線道路を外れて林と畑に囲まれた田舎道に突入。
我从饭馆出来后就骑自行车沿着干道只管向北。我的前方是海拔超过5000米的丽江名景玉龙雪山,但是因为云层太厚,从我这里完全看不见顶。不过山腰部分倒是露了出来,景色非常优美。但是啊,你一个雪山居然一个劲儿露出山腰,小心拉稀呀!因为让腰部受凉是最糟糕的。
骑到我中途离开干道,闯进了森林和田地包围着的农村道路。

 

「ウェイ! そこ行くおばあちゃんヘルプミー!!」
“喂!在那边走着的阿婆help me!!”

 

「なにか用あるか~~」
“有什么事吗阿鲁~~”

 

「スーパードクターのいる白沙村には、この道であっていますか?」
“去超级医生所在的白沙村是走这条路吗?”

 

「そうあるよ。ここを真っ直ぐチェイコチェイコと進めばパイサ村ある。村に入ったら右方向に行くヨロシ」
“是的阿鲁哟。从这里一直嗨哟嗨哟向前进就是paisa村了阿鲁。进了村子后朝右边走就可以喽。”

 

「おばあちゃん親切アルね~。いつまでも健康で長生きするヨロシ」
“阿婆真热情呀阿鲁~。祝您一直健健康康长命百岁喽!”

 

「あいや~、シェーシェー、少年もやさしアルね! これワタシ栽培したの大根アルネ! 1本持って行くヨロシ! ってバカにしてんのかおみゃあっっ!!! 中国人だからってこんな喋り方するわけないじゃろがっ!!! 今どきアルヨアルヨなんて誰も言わないアルヨッッ!!!」
“哎呀~谢谢!年轻人你也很热情阿鲁!这是我种的萝卜阿鲁哟!拿一个去吧!~喂你是在把别人当白痴吧!!!中国人就一定是这样的说话方式吗!!!刚才那些阿鲁哟阿鲁哟什么的,谁都不会说的啦阿鲁哟!!!”

 

「ごめんなさいあるっ!! もう言わないアルよっ!!! 2度とバカにするのことナイネ!」
“对不起阿鲁!!我再也不说了阿鲁哟!!再也不开这个玩笑了啦!”

 

おばあちゃんに村までの道を尋ねると、麗江から1時間来て、ようやくもう少しで到着らしい。尚、「パイサ村」というのはもちろん「白沙村」のこと。表記は漢字でも読み方は日本語と異なり、昆明は「クンミン」、「麗江」にいたっては「リージャン」と読むのである。クンミンはまだわかるが、麗江をどう読んでもリージャンにはならないと思うのだが、まあともかくリージャンなのだ。そんな細かいことは、リージャンリージャン(いいじゃんいいじゃん)!! 麗江麗江(りーじゃんりーじゃん)!!!
向阿婆问了到村子的路的时候我从丽江出发已有1个小时,应该马上就到了。“paisa村”指的其实就是“白沙村”,虽然写作汉字但是和日语的读法不同,昆明的话读作“kunmin”,丽江则读作“li-jan”。kunmin还过得去,但丽江却怎么读也听着和li-jan不像,哎就暂且算是念作li-jan吧。那种细微之处,无所谓啦无所谓(i-jan、i-jan)!!丽江丽江(li-jan、li-jan)!!!

 

よし、ともかくこうして朝っぱらから道を教えてもらったからには、もう今夜死んでも悔いは無いぞ。……え? なんで道を聞いたくらいで今夜死ねるのかって? わからないのかっ!! 子曰く、朝に道を聞かば夕べに死すとも可なりだっっ!!!
哟西!总之像这样大清早地问到了路(闻道),就是今晚死去也无怨无悔了。哎?你问为什么不过是问了个路今晚就可以死了?你不知道吗!!子曰:朝闻道,夕死可矣啊!!!!

 

とはいえ、夕べに死すとも可なりな人間がこれから医者を訪ねに行くとはこれいかに。これすなわち「韓非子」によって説かれたかの有名な「矛盾」である。
不过话说回来,一个夕死可矣的人现在要去探访医生,这究竟……这也许就是《韩非子》里有名的“矛盾”之意吧。

 

なに? 教養レベルが高すぎてついて行けない?? よーしわかった。じゃあ下げてやろう! 優香ってグラビア卒業してから一気に胸がしぼんだけどさ、あれってさあ、やっぱ水着の時はめおっぱい、じゃなくてめいっぱい寄せて上げてたからっしょ?? だって水着じゃなくて、バスタオル巻いただけとかの半裸の写真だと、あんまり谷間出来てなかったもん。オレ写真集見たから知ってんだよ。でさ、話変わるけど昔オレが同じバイトだったユウナちゃんがAV女優になっててびびったんだけどさあ、あの娘はあの頃胸なんか全く無かったのに、AVではいきなり巨乳になってたんだぜ? ぜってーなんか入れてるってあれ!! しかも年齢も詐称しまくりだって!! 公式プロフィールだとオレの7歳下ってことになってるんだぜ?? でもオレが23とか24の時にあいつ大学生だったんだって!! 全然計算あわねえじゃんけ!!!! まあ文句言いながらも結局見まくってんだけどさあ!
…………。
下げすぎた(涙)。
纳尼?文化水准太高了你跟不上??哟~西明白了。那么就把水准降低吧!优香从gravure毕业后胸一下子就瘪了,果然是穿泳衣的时候填充胸部了吧,不然的话你们一定早就一拥而上啦!因为如果不是穿泳衣而是裹着浴巾或者半裸的照片,她几乎没有沟。我看过优香的写真集所以我知道。不过稍微换个话题,以前和我一起打工的yuna酱居然去当AV女优了,真是吓了我一跳!以前那女孩儿完全没有胸啊,在AV上竟然冷不防变成了巨乳啊!那玩意儿肯定是塞了什么东西啊!!而且年龄也是谎报的啊!!官方资料里写的年龄比我小7岁呀!!但是我二十三四岁的时候那家伙可是大学生啊!!完全对不上数啊!!!!嘛,一边抱怨着的我最终还是看了那些片儿啊!
……
我把水准降得太低了(流泪)。

 

林道を進むと、車のタイヤで潰された蛇の死体がっ!!! ぎゃーーーーーっっ(号泣)!!! 蛇やめてっっ!!!! 潰れないでっっ(涙)!!!! やめてっ!! 忘れてっっ!!!! 忘れさせて!!!! 蛇の死体なんて忘れさせてっ(号泣)!!!! ほら、もう村に着いたからっ!!! ヘビッ、バカッ!!!
我沿着林道继续前进,结果车胎上黏上了压烂的死蛇!!!哇~~~~~~~~(号啕大哭)!!!蛇什么的不要啊!!!!别烂掉啊(流泪)!!!不要啊!!忘了它!!!!快忘了它!!!!快把死蛇的事儿忘掉(号啕大哭)!!!!看,马上就到村子啦!!!可恶的蛇!!!

 

村の入り口の木の脇に自転車を立てかけ、中央の道を歩いて一本細い川を越えると、いきなりドクターの診療所を発見した。なにしろ家の前にドクターの記事が掲載された新聞や雑誌の切り抜き、顔写真、さくらももこさん直筆のちびまるこちゃんの絵が派手に飾られており、それとは別に日本語と英語で「麗江(リージャン)の神医!超有名なドクターだ!尊敬すべき男だ!」などと手書きの宣伝文句が書かれている。診療所というより、完全に自ら観光地にしようとしている気配が。
我把自行车停在进村口的树下,沿着村子中央的路越过一条小河,就找到了医生的诊所。总之,屋子前洋气地装饰着各种登有报导医生事迹的报纸和杂志的剪报、人像照片,以及樱桃子直笔的樱桃小丸子的画儿。还有专门用日语和英语写的“丽江的神医!超有名的医生!值得尊敬的男人!”之类的手书宣传文字。与其说是诊所,还不如说有一种想把自己的地方变成观光地的感觉。

 

しかし、開いている木戸から中を覗くとだーれもいない。病気の人たちで賑わっているかと思ったのに。待ち時間に読もうと思って吉川英治の三国志を持ってきたのに。
あっ、誰か来た。
但是,从敞开的栅栏门往里窥视,一个人都没有。我还以为,这里会挤满病人呢。我还想着在等待期间读点啥,把吉川英治的三国志拿上了呢。
啊!好像有谁来了。

 

「わしがドクターじゃよ。よく来たなジャパニーズ。入りなさい入りなさい」

“我是医生哟。来得正好啊日本人。请进请进。”

 

「ハロードクター。やはりわかりましたか日本人だと。このしょうゆ顔を見て」
“hello医生。果然知道我是日本人啊,看着我这张酱油脸。”

 

「いろんなものを見せてあげるから。こっちに来なさい」
“我给你看各种各样的东西,来这边。”

 

「それではお言葉に甘えましておじゃましまーす」
“那我就恭敬不如从命。打扰~了。”

 

奥の部屋から出て来た、白衣を着て白いヒゲをたくわえたよぼよぼのおじいさん。彼こそが英語ペラペラで大変助かる噂の神医、スーパードクターであった。
いきなり部屋を通り抜けて裏庭に連れて行かれると、そこでドクターはガラスケースからたくさんの紙の束、そしてノートを取り出しオレの前に並べた。
从里屋走出来了位穿着白衣蓄着白胡子,步履蹒跚的老爷爷。他才是那位英语流利的传说中的神医——超级医生。
我直接被带着穿过房间来到里院,在那里,医生从一个玻璃盒中拿出许多纸扎成的束,接着取出笔记本放在我的面前。

 

「ほら、お茶を飲みなさい。お茶を飲みながら、これらをよく読みなさい」
“来,喝茶吧。你一边喝茶一边读这些东西。”

 

「おもてなし有難うございます。お茶いただきます。これら読ませていただきます」
“真的非常感谢。我喝茶了。请允许我阅读这些东西。”

 

その紙々はいったい何かと思ったら、日本語で書かれたドクターの記事、そして大企業から中小企業そして弁護士から教授まで、代表取締役社長やら専務やら常務やら立派な肩書の人々の名刺。さらにここを訪れた日本人が書いた、インドのインチキリキシャドライバーなどがよく持っている日本語の推薦文、「ドクター最高!」「彼はとてもいい人です!」などが書かれた推薦コメント用ノートであった。
那些纸张到底是什么呢,原来是用日语撰写的医生的报道,还有从大企业到中小企业,从律师到教授,从公司老总到专务董事到常务等等有着漂亮头衔的人的名片。还有一本推荐评论用的笔记本,上面写着印度的宰人人力车车夫常常拿着的那种日文推荐:“医生最棒了!”“他是个超级好的人!”等日本人的留言。

 

あのー。この推薦コメントノートが出て来ると一気にあやしくなるんですけど。しかも社長とか弁護士の名刺を、なぜ見せる。権威づけですね? 「わしにはそんな凄い患者さんが沢山いるんだよ」ということだと思うけど、偉い人の個人情報が全部この悪者の貧乏人(オレ)に漏れてますけど。とりあえず電話番号とかメモっとこうかな……。いつか何かに(身代金要求とか)に使えるかもしれないからな……。
那个…这推荐评论笔记本一出现,事情突然就变得很可疑了。而且为什么要给我看公司老总和律师的名片,是为了显示其权威性吧?虽说医生想表达的是“我有好多高地位的患者哟”的意思,但是他把这些厉害的人的个人信息全部向这个贫穷的坏蛋(也就是我)泄漏了啊。总之先记一些电话号码到备忘录上吧……也许什么时候就用得上了呢(比如勒索赎金)……

 

「ほら、鉛筆じゃ」
“给,铅笔。”

 

「あ、どうも。なんですかこれ」
“啊,谢谢。这是什么意思?”

 

「おまえも、早速そのノートに推薦コメントを書くのじゃ」
“你也快点在笔记本上写推荐评论!”

 

「はいわかりました。えーと、このドクターは噂通りの名医で……、って書けるわけねーだろっっ!!! オレまだ3分前にここに来たばっかり!!!」
“是,我知道了。嗯……,这个医生是与传说一致的名医……啊喂!这根本不能写吧!!!我三分钟前才到这里啊!!!”

 

この診療所に着いてほんの数分、ひとつも診察が済んでいないというか始まってもいないのに、いきなり推薦コメントを書くように要求して来るじいさんドクター。無茶言うなよあんた。オレはまだここに来て健康茶を出してもらっただけだぞ。
我到达这个诊所才不过几分钟,一个诊断都没有做,或者说什么都还没开始,医生老伯就突然出现并要求我写推荐评论。你别蛮不讲理啊。我才刚到这里喝了口健康茶啊。

 

「あのドクター。推薦コメントというものは、ドクターの診察を受けて満足して初めて書けるものではないでしょうか? 僕はお茶飲んで推薦文書くためだけに1時間も自転車漕いで来たわけじゃないんですから」
“那个,医生,所谓推荐评论,不是接受了医生的诊疗后觉得满意才开始写的东西吗?我骑了一个钟头的自行车到这里,不是为了喝喝茶写写推荐评论的。”

 

「あっそう。書かないの?」
“啊是吗,你不写?”

 

「だから後で書くんですっ!! 逆に今何を書けというんですかっ!!!」
“喂我的意思是在这之后写!!反过来讲你现在让我写什么呀!!!”

 

「細かいのう。みんな書いてくれるのに。それじゃこっちにおいで」
“真是拘泥啊。明明大家都是这样写给我的。那来这边吧。”

 

「イエッサー!」
“yes sir!”

 

ということで他の客は誰もいないため、待ち時間無しでオレはスーパードクターの診察を受けられることになった。
通されたのは、診察室とか医務室というところではなく、漢方薬の保管庫といった印象の漢方部屋である。床や壁の棚に、所狭しと漢方薬の粉が満タンに入ったバケツが並んでいる。それぞれの漢方薬に漢字で名前の書かれた紙の札が刺さっているが、バケツには蓋が無く衛生面が非常に気になる。
因为没有别的客人,所以我不用做任何等待就可以接受超级医生的诊察。
来到地方,不是诊断室也不是医务室,而是类似中药保管库的中药房。地上和墙壁边的架子上,满满地排列着装满中药粉末的桶。每种中药上都插着写着药名的纸片,但桶上没有盖子,我实在很在意它的卫生问题。

まあでも、神医だし……。きっとこれらの漢方を出す時には、「汚れた漢方薬を飲んでも体が悪くならない漢方薬」も一緒に処方してくれるんだろう。
唔…不过人家是神医嘛,一定会在开出这些中药方的时候一起给出“即使吃了脏兮兮的中药健康也不会受损的那种中药”的处方吧。

 

「それでは診てしんぜよう。手を出しなさい」
“那么开始诊断。把手伸出来。”

 

「こんな部屋の片隅で立ち話もなんですが、まあいいです。手を出します」
“在这样的房间的角落里站着说……哎算了。嗯,我把手伸出来。”

 

ドクターは先ずオレの腕を取って脈を計り、続いて「あかんべー」とまぶたの下を引っ張って眼をチェック、更に舌もペロリンチョ!と出させて鋭くオレの健康状態を観察した。
医生先搭着我的手腕把脉,然后用手指拨开我的眼睑检查眼睛,完了还让我吐出舌头,用锐利的眼光观察我的健康状态。

いつも思うが、お医者さんはこういう時患者の舌を出した顔を見てイラッと来ないのだろうか? もしオレが医者だったら、「はい、アッカンベーして、目をよ く見せて。舌も出してね」「はい。ベー」「…………。なんだその顔はテメエっ!! 医者をナメてんじゃねーぞこの野郎!!! それが診察を受ける人間の態 度か!!!」と激怒して近くにあるサジを投げつけそうである。まだあかんべーくらいなら我慢出来るかもしれないが、肛門科なんてパンツを脱いだ患者がこっ ちに向けて肛門を突き出してくるんだぜ? どんなに人間の出来た先生でも、これはやる気を無くすのではないか。いきなり尻を見せられても平然としていられ る先生なんて、ぬけさく先生くらいである。
我一直都在想,医生看着患者那张伸出舌头的脸,不会觉得不爽吗?如果我是医生的话,“好,掰眼睑做个鬼脸,给我看你的眼睛。把舌头也伸出来哟。”“是。呸~!”“…………。你那是什么表情啊魂淡!!别小看医生啊你这小子!!!这是接受诊察的人该有的态度吗!!!”
我估计会一边暴怒着一边把放在一旁的勺子向他扔过去(放弃治疗的意思)。只是扯眼睑做鬼脸或许还是可以忍受的,但要是肛肠科的话,患者可是把裤子脱掉向着 这边送出肛门啊。不管是如何有担当的医生,看到此番情景也会泄气吧。冷不丁看到患者秀出的屁股却依然保持淡定的医生都是二百五医生啦。

 

「よし、診察終了だ」
“好,诊察结束。”

 

「ええっっ!!!!! 終わりですかっ!!!」
“诶!!!!!结束了???”

 

なんと、脈と目と舌を見ただけで全診察が終了である。東洋医学恐るべし。いや、東洋医学というか、この人が個人的に恐るべし。……ドクター、もしかして取締役と弁護士以外は手を抜くんじゃないでしょうね。
怎么回事,只是号脉检查眼睛和舌头诊察就全部结束了。东洋的医学令人生畏。不,与其说是东洋医学,不如说是这个人令人生畏。……医生,该不会除了给公司老总和律师看病外都偷工减料吧。

 

「そうじゃな。わしが見たところ、君は胃が悪くないか?」
“对了,照我的诊断,你的胃是不是不好?”

 

「悪くないです」
“我的胃没有问题。”

 

「そうか。じゃあ、時々下痢になるんじゃないか?」
“是吗,那么你是不是时常拉稀?”

 

「なります」
“是的。”

 

「ひょっひょっひょ。やっぱりな。それでは、夜眠れないことが多いだろう? ちょっと不眠症の傾向があるようじゃ」
?“呵~呵~呵。果然哪。那么晚上是不是经常睡不着?有一点失眠症的倾向。”

 

「全然ないです」
?“完全没有的事。”

 

「あっそ。それでは、たまに、腰が痛くなったりするな?」
“啊是吗。那么你是不是偶尔会腰痛?”

 

「はいたしかに腰痛には苦しんでいます!」
“是的,我确实为腰痛烦扰。”

 

「ひょっひょっひょ。やっぱりな。ではそのあたりを踏まえて、おまえにぴったりの漢方薬を煎じてやろうじゃないか」
“呵~呵~呵。果然哪。那么根据那些情况,煎些最对你症状的中药吧。”

 

「はい、お願いしますスーパードクター」
“是,拜托您了,超级医生。”

 

……いやー、良くわかりますね先生。レントゲンも撮らないし聴診器もあてないし血も抜かないのに、脈と目と舌を見ただけで僕の体の不調を言い当てたり言い当てなかったりするなんて。
いやーまったく。
…………。
あの、これは診察というより占いじゃないですかね??
基本的にこの流れ、旅先でよく会うインチキ予言者の占いとものすごく共通点が感じられるんですが。ドクターが本当に神医で、仮に脈から病気がわかるとして も、だいぶ外れてますがな。まだくすぶっている肺炎に関しては何も言われなかったしな……。胃痛とか腹痛とか腰痛とか不眠症とかたいがいの人に当てはまり そうな症状をとりあえず言ってみるってところが、完全に占いの手口のような気がしますが。
?……呀……,医生了解得很清楚呀。不拍X光也不用听诊器也不抽血,只通过脉、眼、舌来诊断,一会儿说中一会儿说不中我的身体症状。
??? 呀……实在是。
??? …………。
??? 那啥,这玩意与其说是诊察,完全就是占卜啊不是吗??
??? 这个流程,与我在旅行中经常遇见的耍花招的预言者的占卜有非常多的共通点啊。医生要是真的神医,假设他可以通过号脉来得知病状,这也错的太多了点吧。而且 关于我那久治不愈的肺炎他什么都没说哪。胃痛呀腹痛呀腰痛呀失眠什么的,都是人常有的病,不管三七二十一先蒙一下,这完全就是占卜的手法呀。

 

オレの疑惑の目をよそに、ドクターはあちこちのバケツから漢方薬をスプーンですくい、手 にした皿の中でサラサラと混ぜ始めた。一応これらの漢方は、ドクターが息子さんと一緒に裏山で自ら栽培しているらしい。つまり、免許とか認可とかそういう ものは一切ないということですな。つまり、これがまさに中国4000年の歴史なのですな。
无视我怀疑的眼神,医生用勺子从四下里的桶中取出中药,放入所持的器皿中“沙拉沙拉”地开始混合。据说这些中药是医生和他儿子一起在山里种的。也就是说,没有任何批准和官方认定吧。也就是说呢,不愧是拥有4000年历史的中国啊。

 

皿の中で調合されたというか混ざった粉をドクターはテーブルの上でわら半紙の上にザ ザーっとあけた。そして、そのままわら半紙を四隅からたたんでお持ち帰り用漢方薬の出来上がりである。これ、やっぱり清潔感が全然ないんだよな……。バケ ツで保管されていた粉薬をわら半紙で包むというのは衛生上どうかと……食の安全が声高に叫ばれている昨今そのあたりはとても重要なことでして……
医生把调和,哦不混合好的粉末倒到桌上的麦秆纸上面,然后直接把麦秆纸的四个角折起来包成了带回家式的中药药包。这个…一点儿都不干净啊……。 把用桶盛的药粉换做用纸包,这卫生度也……在高呼食品安全的当下,注意卫生是非常重要的事情啊……

 

「これを1日3回、お湯で煎じて砂糖と一緒に飲みなさい」
“一天三次,煎好后加入砂糖一起服用。”

 

「ありがとうございます。というかこれはなんの薬なんでしょうか。下痢と腰痛両方ともに効くんですか?」
“谢谢。话说请问这是什么药?可以同时治疗拉稀和腰痛吗?”

 

「そうだ。両方に効くぞ」
“是哒。两个都可以治。”

 

「そもそもドクター、下痢も腰痛も結局は僕の自己申告だったような気がするんですが。そんな患者の言いなりの適当な感じで漢方薬選んじゃって大丈夫なんでしょうか……」
“但是医生,我到底还是觉得拉稀和腰痛是我自己说出来的,听了患者的话,随随便便选些中药这样真的不要紧吗?……”

 

「バカモノ! ちゃんとわしがおまえの体を診て判断したのじゃ。言う通りにしなさい」
“你这庸人!我不是好好诊察过你的身体了吗?照我说的做。”

 

「いや、でもまだちょっとこれを飲むのは不安で……もしご気分を害されなければ少し待っていただいて……その間に他の病院に行ってセカンドオピニオンを……」
“呃,但是我还是觉得喝这玩意儿有点不放心……如果不冒犯您的话能稍候一段时间吗……我趁着这个时候去别的医院听听二次诊断……”

 

「わしが信用できないと言うのかっ!!!」
“你的意思是我不可信吗!!!”

「はいはいそうくると思いましたよ。新聞や雑誌に登場するお医者さんは『セカンドオピニオンは患者さんの当然の権利です』みたいに言うけどさ、いざ自分の担当のドクターに言い出してみるとやっぱり機嫌が悪くなるんだもん……」
“是的是的,我知道您会这样说的。报纸杂志上的医生都说‘寻求二次诊断是患者的正当权利’,但如果患者向自己的主治医生这样说的话,果然医生都会发火吧……”

 

まあでも、神医がそう言うなら信用出来るのかね。なんとなく「中国の山奥で白髪の老人が 作った漢方薬!」というと効きそうな気もするし。むしろ不老不死になってもさほど驚かない。だいたい、先ほど聞いてみたところこのドクターはおんとし82 歳ということである。その年齢でこれだけ歩き回っているということが、かなりの説得力は持っている。自分で漢方薬飲んで長生きしているんだろうからな。 ひょっとしたら既にこの人は不老不死になっているのかもしれない。もしかすると、太平天国の乱あたりにも参加したんじゃないだろうかこのおじいさ ん。
不过,要是 神医那样说的话应该是可以相信的吧。总觉得“中国的深山里的白发老者做的中药!”一听就像是会有药效的样子。毋宁说就算是不老不死的药也不会吃惊。刚才问 过得知这位医生高寿82岁,这个年纪仍然能这样走来走去的,也相当有说服力了。医生应该是自己喝中药延年益寿的吧。搞不好这人已经进入不老不死的状态了。 若真如此,搞不好这老伯连太平天国之乱都参加过啊。

 

でも、これだけじゃちょっとなあ。なんでも、あらゆる病気を治すというふれこみだし……。ちょっとおねだりしてみようかしら。
但是,仅凭这些还是有点那啥。不管怎么说他宣扬什么病症都能治……我要不要死乞白赖地缠他一下试试呢。

 

「ドクター、じゃあ腹痛と腰痛はこれで治そうと思いますけど、実は僕、作家を目指してい るんです。それで目の使い過ぎで視力が悪くなっているんですが、そこでもしよろしければ、視力が回復する薬、そして面白い話が浮かぶように頭の良くなる薬 なんかがあれば調合してもらいたいなんて思うんですが……」
“那么医生,腹痛和腰痛用这些药就能治好。但是其实我一直想当一名作家。所以用眼过度导致视力变糟了,我想把这也治好。如果有可以让视力恢复的药,和让脑子变好、总能出现好点子的药的话,希望您能为我调配。”

 

「なに、目? 頭?」
?“什么,眼睛?脑袋?”

 

「はい。バカにつける薬は無いといいますが、そこはやはり中国のスーパードクターですから、飲むだけで頭脳明晰になっちゃうような漢方薬も作れるんじゃないかなと……」
“是的。虽然人们都说笨蛋是无药可救的,但是您是中国的超级医生,我想应该可以做出喝下去以后头脑变聪明的中药吧。”

 

「今渡した薬があるだろう。それを毎日欠かさず飲むんだ」
“刚才给你药啦。每天都要一次不漏的喝。”

 

「でもこれって下痢と腰痛の薬なのでは?」
“但这不是治拉稀和腰痛的药吗?”

 

「この漢方薬はな、ホールボディに効くんだ。つまり目も頭も含んでいる。全部に効くんだ」
“这种药对人的整个身体都有效,也就是说包括了眼睛和脑袋。全部都有效的。”

 

「えっ! じゃあこれだけを服用していれば、下痢も腰痛も無くなり次第に目も良く見えるようになり面白いストーリーもどんどんどんどん思い浮かぶように……」
“呃!那么也就是说,只要喝了这,拉稀和腰痛也消失了,视力也变好了,也能想出一个接一个有趣的故事了……”

 

「ああ、なるなる。全部なる」
“啊,会的会的,全部都会好的。”

 

そうか、この漢方薬は腹痛にも腰痛にも目にも頭にも効果があるものだったのか。これだけ飲んでいれば痛みともおさらば視力も回復、頭の回転も早くなり苦手だった英語がビリから学年トップに! なるわけねーだろっっ!!!
原来如此,这帖中药对腹痛腰痛视力智力都有效啊。只要喝了这疼痛会消失视力会恢复脑袋瓜转速也会变快原本不擅长的英语也会从倒数第一变成年级第一……怎么可能啊这!!!

 

……ドクター、面倒くさくなってますね??
残念ながら、今のでドクターと漢方薬へのオレの中での信憑性はリーマンショック時の株式市場くらいの大幅下落を見せた。麗江だけに、この下落はリージャンショックと呼ぼうではないか。
……医生,是嫌麻烦吗??

遗憾的是,现在医生和他的中药在我眼里的可信度如同雷曼冲击(Lehman Shock)时的股市一般大幅下跌。因为是在丽江,可以把这下跌称为丽江冲击吧。

 

もったいないなあ。もし本当に頭の良くなる漢方薬があったら、億万長者間違いなしなのに。宣伝のために羞恥心にでも飲ませてみて、数ヶ月後に上地雄輔が司法試験に合格しようものなら全世界から注文が殺到するのに。
しょうがない。そろそろ帰るか。
真可惜啊。如果真的有可以让脑袋变聪明的中药,一定会成为大富翁了。出于宣传的目的让羞耻心(日本一组合名称)也试着喝喝看,数月后若是上地雄輔(“羞耻心”成员)司法考试合格的话全世界的订单都会汹涌而来啊。
??? 没法子。差不多该回去了吧。

 

「ドクター、ありがとうございました。ではいかほど払えばよろしいでしょうか」
“医生,谢谢您。那么该付您多少钱呢?”

 

「それは、おまえに任せる。いくらでも払えばよろしい」
“这个由你决定。付多少钱都可以。”

 

「それでは数十元を奉納させていただきます。このくらいが相場だと他の旅行者から聞いたもので」
“那么,请容许我奉上这几十元钱。从别的旅行者那里听说过大概是这个行情。”

 

「もちろんその通り医は仁術、払えるだけでいいのさ。もしおまえが貧乏ならば少なくても全然構わない」
“医者行的是仁术,能付点钱就足够。如果你是穷人的话钱少一点也不要紧。”

 

「はいそれなりに貧乏なので数十元を……」
“是。我确实穷成那样,所以请收下这几十元……”

 

「もしおまえが貧乏だったら気持ちだけで構わないよ。でももしリッチパーソンならば、いくらでも出していいんだよ。ほら、この手紙を見なさい。これはイギリス人から来た手紙だ。私は彼のところに漢方薬を送ってやったら、手紙と一緒に100ドル札を入れて返して来たんだ」
? “要是穷人的话心意就够了。但是如果是富人的话,不管出多少都可以哦。你看这封信,这是一个英国人寄来的信,我给他寄去中药,他随着回信一起寄给我100美元。”

 

「そうですか。それは凄いですイギリス人。それでは僕は数十元を……」
“是吗。英国人真厉害啊。那么请让我把这几十元钱……”

 

「な、このようにリッチな者は私の研究のためにたくさんのお金を出してくれている。もちろん貧乏な人間にわしは要求しない。でももしおまえがリッチなら、100元、200元、300元、そのくらいは出せるじゃないかと……」
? “看,像他这样的富有的人为了赞助我的研究寄来很多钱。当然对于贫穷的人我是不会要求什么的。但是如果你是富人的话,100元,200元,300元应该是出得起的……”

 

「気持ちはそのくらい出したいんですが、まだ貧乏旅行も先は長いため今回は数十元を……」
“我心里也很想出那么多,但是我是勒紧裤带旅行的,前面还有很长的路要走,这次就出几十元……”

 

「わしは決して貧乏な人間に強要したりはしない。お金のない中国人が訪ねてきたら、決して診療費を取ったりはしない。でも、おまえがもしたくさん金を持っている、つまりリッチパーソンだというのならば……」
“我绝对不向穷人强取什么东西。没钱的中国人来这里,我决不向他们收取诊费。但是,如果你有很多钱,也就是说是富人的话……”

 

「話が終わらないでしょうがっっ!!! わかりました、数十元にあと10元足します! これで受け取ってね!」
“这还有完没完了啊!!!我知道了,这几十块,再加十块!请收下!”

 

「とりあえず受け取るが、よく考えたまえ。わしの漢方薬は良く効くんじゃ。100ドル払っても安いと言ってくれるものもおる」
“我就暂且收下吧,你好好想想,我的中药是很奏效的,有的人花了100美元还说便宜。”

 

「そうだ、推薦文書きますよ! さっきのコメントノート貸して下さい!」
“对了,我要写推荐评论!把刚才的评价笔记本借给我!”

 

「おお、そうか。ほら、こっちだ」
? “哦哦,对了。看,在这里。”
さすがドクター、82歳とはいえ頭の良くなる漢方薬を飲んでいるだけあって、支払いに関する議論では若者にも一歩も譲らないな。なんて元気なんだ。
不愧是医生,虽然82岁了,但喝了可以使脑筋变好的中药,在付钱这件事的争论上一点儿也不向年轻人让步哪。这究竟有多精神呢。

 

日本人の日本人による日本人のための日本語のコメントノートに「ドクターのアホ」と記入 しようとしたのだが、ふと見ると鉛筆を持つオレの姿を、ドクターが不老不死の人間にしか出せないすさまじい眼力で見つめている。な、なんとなくこの人、日 本語がわからなくても悪口を書いたら気で察知しそうだな。怖い。ここは無難なコメントを書いておくか……麗江から白沙村まで自転車で来たらとても疲れまし た、おいしいお茶ありがとう、ドクター長生きしてね、と……
我正想在日 本人写给日本人的评价笔记上写下“医生这个白痴”,冷不防看到医生正以不老不死之人独有的骇人眼神盯着手握铅笔的我。总、总觉得这个人虽然不懂日语,但我 如果写骂他的话一定会被察觉。好恐怖。就写些不痛不痒的评论吧……我骑自行车从丽江来到白沙村觉得非常劳累、谢谢您的好茶、祝愿医生长命百岁,什么的……

 

「はい、書けました。それでは今日はありがとうございました」
“好,已经写好了。那么今天真是非常感谢。”

 

「よしよし、ところでわしはこの村だけでなく中国、世界の患者のために漢方薬を栽培しておる。だから、もしおまえが貧乏ならば無理は言わないが、仮にリッチだというのなら、100元、200元……」
“好好。顺便说一下,我不仅仅为这个村子,也为中国和世界上的患者栽培中药。所以,如果你是穷人我也就不强求什么了,但如果是富人的话,100元,200元……”

 

「まだ言ってるんですかっっ!!! 僕は麗江からここまで1時間自転車を漕いで来てるんですよっ!! そんな人間がリッチだと思いますかっっ!!!」
“还在说这事啊!!!我从丽江到这里可是骑了一个小时的自行车啊!!那样的人你觉得是富人吗!!!”

 

「思わない。それもそうだな。じゃあま、サイナラ」
“不觉得。说的也是。那么,再见。”

 

「はーいシェーシェーどうもー」
“好,谢谢!再见!”

 

やはりインドと違い雲南省出身だけあって、しつこくてもあまり強気に出られない人の良いおじいさんは、最終的に素直に諦めてオレを見送ってくれた。
尚、本当かどうかはわからないが、ドクターはここで何人もの弟子を育て、今では世界各地で彼らが活躍しておりまた、世界各地から届けられる「漢方薬を送っ てくれ」という手紙にじいさんは支払いを待つことなく律義に郵送してあげているそうだ。それが本当だったらやはりスーパードクターではないか。これで本当 に薬が効いたら神医確定である。
果然和印度不同,这位云南省出身的老伯虽然纠缠不休,但并不逞强,人也很好。最后还痛快地为我送行。
不过,虽不知道真假,但据说这位医生在这里培养的不知多少弟子,现在正在世界各地活跃着,此外面对从世界各地寄来的“请送中药来”的信件,老伯不等人家付款到位就老实地为他们邮寄中药。如果是真的,那确实不愧被称为超级医生。如果药奏效的话,就可以确定是神医了。

 

で、肝心の漢方薬の効き目はどうなったかというと、わら半紙で包んだだけの粉薬、オレは リュックに入れて山道で自転車を漕ぐこと1時間、宿に着いてやれやれと荷物を開けてみると、リュックの中では粉の大嵐が巻き起こっていた(号泣)。一緒に 入っていたガイドブックやタオルにパスポート、全てサラッサラの漢方薬まみれ(涙)。ドクター、何十年もやってるんだからさあ、もうちょっと包み方を考え てよ(泣)。
悲しいことに、リュックを掃除すると必然的に、麗江の大地で採れたドクターの漢方薬は再び麗江の大地にかえって行くのであった……(号泣)。
?那么,这 紧要的中药效果到底如何呢?我把用麦秆纸抱着的药粉放到双肩包里沿着山路骑了1个小时的自行车回到住处。到达后我把包裹打开,包里一下子就卷起了粉之狂风 (号啕大哭)。一起放在里面的导游手册、毛巾和护照,全部都沾满了中药。医生,您都干了几十年了,稍微考虑改进一下打包手法呀……(号啕大哭)。
??? 悲剧的是,我在打扫双肩包的同时,必然地把从丽江大地采来的医生的中药再次还给了丽江的大地……(号啕大哭)。

 

スーパードクター神医!なのか?

Super Doctor 神医!吗?

转载请注明:百尚 » 中国初恋:一个日本人的趣味中国旅行记-6-丽江2