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中国初恋:一个日本人的趣味中国旅行记-9-四川2

笔记 SuperMan 13853浏览

明日の目的地?理塘(リタン)へのバスについて尋ねると宿のおじさんは、何かを説明しつつ両手を左斜め上から右斜め下に「ゴロゴロッ」という表現がしっくり来る感じで動かしジェスチャー回答してくれた。
これは……。やはり落石、もしくはバス自体が崖から落ちたか、寝不足の運転手が崖から落ちたか、とにかく何かがゴロゴロと落ちてしまって現在バスは運休しているということだろう。間違っても、「いや~、わし先週年金を全てつぎ込んでアメリカドルを買ったんじゃけどな、ここ数日でドッカンガラガラと大暴落してもう大変なんじゃっ(涙)!!」と、オレたちの質問を完全無視して自分の資産運用の失敗について身振り手振りで嘆いたわけではあるまい。
しばらく前に洋式ホテルを探しに行ったユダヤ人のガディ&レウトのバカップルは(名前は覚える必要ないよ。ただの脇役なんだから)まだ帰って来ない。だいたい、この四川省の山奥まで来て洋式便器でないと用が足せないとは、何たるわがままだ。男の方のガディもやたら禁煙にこだわるワガママ男だが、彼も自分の彼女に付き合わされて理想の便器を求める長い旅に出かける羽目になっているということには、同情を禁じえない。
でも、そこで怒らずに言いなりになってしまうというのは、男として甘すぎるのだ。もしオレが最愛の彼女と2人で旅行をしているとしても、その旅先で彼女が状況を考えないわがままを言い出そうものなら、オレは厳しい環境をくぐり抜けて来た旅人の端くれとして、その時はもう、なんでも許しちゃう  ……だって愛する彼女と2人で旅行なんて、それだけで素敵じゃないか~~。好きな女性のためなら洋式便器ぐらい担いで旅してやるってんだよ~~~。そして彼女がことを済ませた後に流さないまま担いでもいいってんだよ~~~汚れても構わね~んだよ~~。
あっ、バカップルが帰って来た。
我问到第二天去理塘的汽车,旅馆的大叔一边用我听不懂的语言解释着,一边做手势,从左上方歪到右下方,嘴里说着“咕噜咕噜”,好像是有什么了不得的东西滚下来一样。
嗯……看来果然是山崩啥的,再不然就是客车自己从悬崖上掉下来了,再不然就是睡眠不足的司机从悬崖上滚下来了。总之好像有什么东西咕噜咕噜滚下来,现在汽车没法发车了。不过也说不定,那个大叔其实根本无视我们的问题,只是指手画脚的自讲自话,谈着自己投资失败:“哎呀!!我老人家上周拿到我的退休金之后啊,全部都买了美元啦,还指望赚一笔呢,没想到这几天美元大贬值啊,咕噜咕噜的往下跌,咱的心好痛呀(泪)!!”
刚刚去找洋式旅馆的加迪和流特(其实你们没必要记他们的名字,他们就是客串的小杂鱼)还没有回来。话说回来,跑到四川省这个山沟沟里找带马桶的旅馆,这个女的也太不讲理了吧。那个叫加迪的男的,也是个非禁烟座不坐的不讲理的男的。他被他不讲理的女朋友拉着,进行了一个寻找理想马桶的漫长旅程,我不禁对他表示无限同情。
但是那个男的也太不中用了,一点都不发火,任凭那个女的摆布。如果我和我最爱的女人一起去旅行,我女朋友根本不考虑当地情况,就任性的挑这挑那,作为一个穿越了严酷环境的疲乏的旅人,遇到这样的女人,我肯定会!!什么都听她的……人家和深爱的女朋友一起两人甜蜜旅行哦,这是件很美的事情不是么~~如果是我喜欢的女人的话,我会陪她一起寻找马桶的~~然后女朋友上完大号,不冲也行~~就算很脏我也完全接受~~~
啊,说着说着那对傻瓜情侣回来了。

 

何チンタラやってんだよ迷惑だなおまえらっ!!! ガディも男ならわがまま女にガツンと言ってやれよっっ!!! 愛情と甘やかしは違うんだよっっ!!! 情けない奴だなテメエっっ!!!!
「待たせたなおまえら。そんなにゴージャスじゃないけど、通り沿いにちゃんと二人部屋に洋式トイレの付いているホテルを発見したぜ。ひと部屋120元だ。しかも、そこで働いてる中国人に英語を話す奴がいて、バス探しに協力してくれるってさ。さあ移ろうぜ
「せっかくだけど、オレはここに泊まるよ。洋式ホテルじゃ予算オーバーだし、このじいさんの宿に押しかけておいて今さら別のところに行けないだろ。でも部屋に荷物だけ置いたらそっちのホテルを訪ねて行くから、バス探しには便乗させてくれたまえよ」
「いいよ。エヤルはどうする?」
おう。オレも一人だけ話のわかるメガネのいい奴だから、ここに作者と一緒に泊まるさ。そっちに移ったとして2人部屋にオレ一人だと割高になるしな」
「そうか。じゃあ後で合流しようぜ」
你们俩磨磨蹭蹭在干啥啊!!!让人好等!!!加迪不是我说你,你好歹是个男人,你直截了当的说说你的女人!!爱情和宠爱是两码事!!!你这家伙简直是丢人啊!!!
“让你们久等啦。我们找了找,找到一家虽然不是很奢侈,但总算是带马桶的旅馆,是双人间,一间120块钱。而且在那家旅馆里有个会说英语的中国人,他说帮咱们找汽车呢。哈,咱们走吧!”
“谢谢你们的好意啦,我就住这里好了。那个带马桶的旅馆,超出我的预算了,而且咱们一开始就进这个大叔的这家旅馆了,现在又一窝蜂都出去也不好。但是我把行李放在这,待会过去找你们,明天的汽车也拜托你们给我弄张票啦。”
“好吧,友亚尔你呢?”
“哦,我是咱们中间唯一一个还算是个好人的家伙,我就和这个人(作者)住这里好了。不然我就算去了那个旅馆,那是个双人间,我一个人住,也不划算。”
“是吗。那待会我们再聚好了。”

 

オレ と一緒に待っていた、ユダヤ人3人の中で一人だけ話のわかるメガネのいい奴?エヤルは彼らとは行動を共にせず、この安宿にオレとルームシェアして泊まるということになった。
とはいえオレたちもチェックインを済ませるとすぐ外出してカップルのいる洋式便器ホテルに行き、そこで英語を喋る貴重な中国人をつかまえて5人揃って再びバス停へ。英語使いさんに通訳してもらい、理塘行きのバスはあるのか? また、バスが無ければどのようにして理塘まで行けばよいか? そして、このユダヤ人のカップルはどういう育ち方をしてこんなに自己中心的な放蕩者になってしまったのか?? ということについて聞き込みを行った。
すると……。
やはり、理塘近辺で落石があり、道が崩壊してしまっているという!
和我一起等那两个家伙的,三个犹太人中唯一一个还能说上话的戴眼镜的好家伙,这个叫友亚尔的人没跟那两人去,留下来和我一起住一个房间。
不过我们只是下去登记了一下房间,然后立刻就去那对情侣的马桶旅馆,遇到那个会说英语的贵重的中国人,五个人又一起去了车站。通过那个会说英语的中国人,问了问有没有去理塘的汽车,又问了问如果没有汽车的话,我们应该怎样去理塘。然后又想问问那对犹太情侣,究竟从小他爸妈怎么教育他们的,才让他们变得这么自我为中心、这么放浪形骸?!
问了之后……
果然,理塘附近山体滑坡,道路毁坏,走不了了!!

 

なんてこった。これで先へは進めなくなった。ああ良かった。そんなあっさりと落石で崩れるような道を何も知らずにバスで走る羽目にならなくて良かった。これはかなり際どいぞ。オレたちの出発か落石のどちらかが何日かずれていたら、落石にモロに直撃されてペシャンコになり、昔ながらのアニメのキャラクターのようにペラペラな体を空気入れで膨らませてやっと元に戻るなんてことになっていたかもしれない。
だいたい、今日通って来た道も落石→崩壊が十分あり得るルートってことだろ。この山間の村だって、いつ大岩の直撃を受けてもおかしくないんだ。落石で洋式便器が崩壊なんてことになったら、レウトさん(彼女)怒って手がつけられなくなるよきっと。そしたらガディ(彼氏)が工具を買って来て、岩を切り出して洋式便器を自作することになるよきっと。
それにしても、道が崩壊なんて……。そんな簡単に崩壊しちゃったのか。ほうかいほうかい。それじゃ、戻るしかないんでしょこうなったら? そうなのね通訳のあなた?
这究竟是怎么一回事!这样一来我们就没法前进了。啊,不过太好了。幸好咱没有坐车走在那种动不动就山体滑坡的道路上。这可是赶上了啊,要是我们出发早点,或者山体滑坡晚点,我们就会被山体滑坡压成肉饼,像以前的卡通形象一样,往里面吹气才能膨胀起来,好容易才能变回原来的样子。
其实,我今天来的路也是那种很有可能山体滑坡的路不是么。我现在待的山间的小村,就算现在来个大石头压下来也不奇怪。要是大石头把马桶给砸坏了,说不定流特那个女人会气得飞起来,拦都拦不住。然后加迪那个男的肯定会找来工具,切碎石头,给流特做马桶。
不过真可怕啊,路被压垮了……这么容易被压垮么。是么是么,那我们必须要等路修好了才能过去么?那个中国人翻译君?

 

「ところが、香格里拉に戻るバスも明日は無いんだ。ここのところ不定期でな、3日に1本くらいしか出ないんだ。でも安心してくれミスターガディ、出発まで何日でも我がホテルの部屋を使っていいぞ」
「シット! なんてことだ! 冗談じゃねえ。オレは体調がベリーバッドなんだ!! 高山病にかかったんだよ! 早くここを出ないといけないのに!! ……くそ、とりあえずメシだ。メシを食いながら考えよう。なあ、レストランに連れて行ってくれよ」
「高山病か。それは厄介だな。レストランはこっちだ」
たしかに、この山の中の孤立した村で何日も過ごすのは辛い。しかもうかうかしていたら逆方向の道も落石で崩壊するかもしれない。そうなったらそれこそ本当の孤立で、暇つぶしに誰かを殺そうとしてもこの村はいわば大きな密室であり、殺人事件が起きるともれなく内部の者の犯行だということがわかってしまうため殺し辛いじゃないか。しかもそういう状況では、たまたま身近に名探偵が居合わせている場合が多いんだよこれが。
それはそうと、夕メシ。さっきからの流れでオレも一緒に夕食会に参加することになってしまった。通訳にいさんがおすすめの安食堂へ連れて行ってくれようとしているのだが……
「なあ、オレはノンスモーキングの食堂がいいんだ。ノンスモーキングレストランを探してくれ」
「私は、クリーンなところでないと食べられないわ。クリーンレストランにしてよね」
「そんで、さっきも言ったけどオレ高山病で頭痛いんだ。なるべく人が多くないところに連れて行ってくれ」
こいつら……。
“话说,明天也没有回香格里拉的汽车。这里发车是不定期的,3天才发一次。但是请放心,mr加迪,在你们出发之前都可以尽情使用我们的旅馆。”
“shit!这算啥!开什么玩笑!!我的身体已经very bad了!!我高原反应!!我必须早点离开这里!!……喵的,先吃饭再说吧。吃完饭再想办法。喂,你带我们去饭店吧。”
“高原反应啊……你好可怜。这里有个饭店来着。”
他说的对,在这山间孤零零的小村里住几天是一种煎熬,并且说不定回去的路也被堵了。这样一来我们就完全被困在这里,为了打发时间,我们中间谁把谁给杀了,这个村就成了一个大的密室,有人发现杀人的是我们中间的某一个,结果他也被杀人灭口了。话说这种场合,身边应该碰巧遇到个名侦探什么的。(丁丁注:名侦探柯南的常用剧情)
话说该吃晚饭了。刚才跟他们混在一块,于是我也顺便和他们一起吃了。那个中国翻译君带我们去他推荐的便宜饭店的时候,加迪突然发话了:“喂,我要去禁烟的饭店吃饭。给我找禁止客人抽烟的饭店吧。”
流特:“我要去干净的地方吃饭,不然吃不下去。你给我找干净的饭店吧。”
加迪:“还有,刚才我也说了,我高原反应有点头疼,你给我尽量找个人少的饭店。”
这群家伙……

 

パレスチナを侵略してるイスラエル軍の上層部ってのは、だいたいこんな感じの好き放題唯我独尊思うがままの不埒な人間が揃ってるんだろうな。このカップルに軍隊を与えたら、「タバコの煙がうっとうしいから」という理由で、喫煙している土地と民族を平気で爆撃しそうである。しかもイスラエルには男女共に兵役義務があり、実際にこの2人も世界の軍事大国の兵士だったというのが実に恐ろしい。気に入らないもの、片っ端から撃ってただろおまえら……。
当然のごとく、こんな村にノンスモーキングのレストランもクリーンなレストランも無い。もちろん、地元の方々はクリーンにしようと努めてらっしゃるのであろうが、我々の基準でクリーンなレストランなど無い(断言)。
まあまあ通訳の人がそれなりのところを見つけてくれ、それでも気が進まない様子でユダヤ人カップルは席に着いたのだが、注文をする時も通訳を通してこまごまと食材を指定し、ベジタリアン用のメニューをオーダーしていた。さらに、米は食えないということで、3人ともオリジナルの野菜入り中華麺をシェフに無理やり作らせるのであった。
もちろんオレは肉食。一人でバリバリの回鍋肉定食を堪能していた。
↓奥の2人がわがままツートップ。いかにもわがままそうな顔をしているでしょう。
那些侵略巴勒斯坦的以色列军指挥层里面,也净是这种唯我独尊,只要自己高兴,爱怎么来就怎么来的无耻的人吧?如果这对情侣在军队的话,肯定以“抽烟让人郁闷”的理由,随便就往抽烟的土地和民族头上扔炸弹吧。并且在以色列,男女都是要服兵役的,想到这两个人曾经是世界军事大国的兵,就毛骨悚然。你们这两个家伙,看到不顺眼的东西,一定是不分青红皂白一顿扫射吧。
想想好了,在这个村里,根本不可能有禁止吸烟的饭店,也不会有干净的饭店。当然人家餐馆也是很努力想弄得干净点,但是这种干净还断然没达到我们的标准(绝对!)。
翻译君给我们找了个还算说得过去的餐馆,那对情侣仍旧有点不高兴,坐下来后,点菜的时候也通过翻译君,一个一个指定吃什么东西,用什么菜做,并一定要做素食主义者的菜才行。而且那三人不爱吃米饭,一个劲麻烦人家厨师,最后给他们做了几份清汤蔬菜面。
我当然是吃肉。我一个人吧唧吧唧吃了一大份回锅肉套餐。
下图里面那两个人就是自我为主心的两大巨头。看看吧,这表情,一看就是再任性不过了。


「あの皆さんちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「なんだ?」
「そもそもベジタリアンの上に食堂の人とコミュニケーションが出来ないのに、今まで食事の時はどうしてたのよあんたたち? どのようにして中国を旅して来れたの? そんな横暴なのに」
「別に難しくないぜ。中国でもだいたいツーリストが行くところには、英語メニューの置いてあるレストランがあるんだ。そんでパスタとかピザが頼めるからな」
「なにーーーっっ!!! じゃあ、中国にいる間中パスタとかピザを食ってたのわがままなあんたらは!」
「そうだぜ」
“那个,我有件事想问问你们。”
“什么事?”
“你们是素食主义者,而且不会说中文,那你们这一路来都怎么吃饭的啊?在中国怎么旅行的啊?你们这么蛮横无理。”
“一点都不难。在中国游客比较多的地方,一般饭店里都放着中英文双语的菜单,看菜单的话我们就能点意大利面和匹萨了。”
“什么????你们这群不讲理的家伙在中国一直都在吃意大利面和匹萨?”
“是啊!”

 

なんて野郎どもだ。中国に来て今日まで一度も中華料理を食っていないとは。……じゃあ逆に問いたいが、中華料理以外になんか中国に魅力があるのか?? おおっと。口が滑った。
それにしても中華料理が嫌いなのに中国を旅しているなんて、むしろあんたたちの方がオレよりよっぽど中国を愛してるよな。実は中国人とウマがあうんだろ? たしかに似てるよな……チベット情勢とパレスチナ情勢……
「よし、食った食った。じゃあオレはもう頭痛がひどくてたまらんから、ホテルに帰る。あとは、明日のことは明日の朝集まって決めよう」
「はーい。オレも疲れた。あんたらと1日一緒にいて非常に疲れた」
ここで本日は一旦解散とし、オレと一人だけ話のわかるメガネのいい奴?エヤルは安宿に戻り、ノートパソコンを使って母国の音楽のMP3の交換などをするのであった。華原朋美とか。
这群人简直太混蛋了。来中国竟然一次中华料理都没吃过……那我反而想问问他们了,中国除了中华料理之外,还有别的有魅力的东西吗?对不起,说漏嘴了。
话说回来,这么讨厌吃中华料理,还来中国旅行,说不定比起我来,你们这群人更爱中国。实际上你们这些人和中国人性格很合得来吧?果然局势也很像,西藏局势和巴勒斯坦局势……
“好,吃饱了。我现在头很疼,先回旅馆了。明天的事明天见了面再决定把。”
“你说的对,我也累了。跟你们待一天累死爹了!”
我们就在那里分开后,我和唯一一个看起来还通点话的眼镜男友亚尔一起回便宜旅馆,回去后打开笔记本,互相给对方拷自己国家的音乐的mp3,我给他推荐了华原朋美什么的。

 

さて、翌日。
洋式便器のある方のホテルのロビーに集合し、作戦を練ることになったのだが、いかんせん言葉の壁が厚くオレはただ黙ってちょこんと座っているだけだった。なんでオレ、いつの間にかこのグループに加入しているんだろう。こんな平和主義者なのに。もしかしてオレのこの辮髪(べんぱつ)がユダヤ教徒がよくやってる三つ編みにそっくりだから、ユダヤ教の仲間として受け入れられているのだろうか?
そうしているうちに徐々に仲間外れになり始めたので少し外に散歩に出てみると、道端でバックパックを背負った中国人の女の子2人組を発見した。これはチャ~ンス!!
「ニーハオお嬢さん! 僕は中国でも大人気の、おなじみ若い日本男児です。旅行中ですか? もしかして理塘に行くのですか? パチクリ! ピチクリ(ウィンク)!!」 ←カタコト&筆談
「ニーハオ! メロメロメロ~~~ッ  そうなんだけど、石が落ちてきて、道がないのよ。だからもう香格里拉に戻るしかなくて」
「モレモレモレ~~ッ!! やっぱり。でも戻ると言っても戻るバスも無いんでしょ? メイヨーチーチョー(没有汽車)でしょ?」
然后到了第二天。
我们去马桶旅馆的大厅集合,本来想共同作战,但是语言障碍太重,我只好坐在一边一言不安。话说咱为啥就跟这群人混一块了?咱是那么的爱好和平。会不会是因为咱的小辫子看起来跟犹太教徒经常留的三撮小辫差不多,所以犹太教朋友才如此的欣然敞开怀抱接受咱?
就这样,咱有点跟他们说不上话,于是咱就出去走走,正好看到路边站着两个背着大包的中国女孩。这是个机会!!“你好,小姐!!我是在我们国家无人不晓在中国也是无人不爱的日本男儿!你们在旅行么?问一下,你们是要去理塘么?我抛媚眼,我再抛!!”(刚刚这段话是我用结结巴巴的中文+笔谈)
女孩:“你好!(两眼冒红心)~~~~是啊,但是山体滑坡,路已经不通了,只能回香格里拉了。”
“我抛媚眼!!果然如此啊……但是回去的汽车也没有不是么?没有汽车吧?”

 

「チーチョーメイヨー。ねえ、よかったらタクシーをシェアして香格里拉まで行かない? もちろん交渉は全部私たちがやるわよ」
「なんと!!!! メロメロメロ~~~ッ !! それはなんて素敵な提案なのでしょう!! 共に行きましょう! 僕は一人旅です。ちょっと荷物を取って来ますから待ってて下さい!」
中国人小姐2人組は年の頃ならおそらく20代前半、茶髪のメッシュにサングラスなんかかけちゃって都会派でこの郷城の田舎では確実に浮いている。中国でも都市部に住んでいる女性は情報が多いため、やはりオシャレになるらしい。あらゆる面での国内格差が激しい国だ。
オレはほふく前進で洋式便器ホテルのロビーに戻り、ソファーの陰に隠れながら自分の荷物をキャッチし、またじりじりと這いつくばりながら出口へ向かった。
「あれ? 何やってるんだ作者? 荷物持ってどこ行くの」
「ズガーーーーーン!!!! あわわわ……。ち、違うんです。決して意地悪してタクシーのシェアの話を黙っているなんていうわけではないんです。だって、あと3人も増えたらタクシーに乗り切らないんですからっ!!! 僕はただ規定乗車人数を守ろうとしているだけなんです!!! 法律は守らなきゃいけないんですっっ!!! だから友情は大切だけれど涙を飲んで心に鬼を棲まわせて僕一人だけで行こうとしているです(涙)!!! 悪法も法なりなんですっ(号泣)!!!」
…………。
“汽车没有。要不我们和你一起拼个车回香格里拉怎么样?我们来跟司机讲价。”
“太好了!!!(两眼冒红心)你的提议简直太美好了!!一起去吧!!我是一个人旅行。我现在去拿下行李,你们等我一下。”
中国的两位小姐大约是20刚出头,染着茶色的头发戴着太阳镜,感觉非常有都市风格,跟这乡下一点都不搭。中国大城市的女生接触外界的机会比较多,果然变得很时尚。感觉这个国家,国内的贫富差距非常剧烈。
我连颠带喘的跑回马桶旅馆的大厅,拿出来自己藏在沙发后面的行李,偷偷的向出口走去。
“喂,你在干啥啊?怎么拿着行李就走?”
“被发现了!!!啊没没没,我、我啥也不想做,我绝不是为了害你们,才不告诉你们自己要和别人拼车的事情的!你们三个要是也要来的话,出租车可坐不开啊!!咱只是想遵守出租车规定载客人数而已!!我们必须要爱法守法!!!所以,虽然和你们的友情非常重要,但是为了法律,咱偷偷咽下泪水,硬起铁石心肠,一个人毅然决然离开(泪)!!恶法也是法律啊(大哭)!!”
…………。

 

そして1時間後……。
イスラエル3人組のごり押しと中国人小姐の奔走により、オレたち6人のツーリストはワゴンタイプのタクシーを捕まえ(本当にタクシーなのかももはや不明)荷物を詰め込み自ら乗り込み、標高4000メートル近くの落石ですぐ崩壊する山道を、南に向かって走っていた。狭い……。
「ターシーカン!」
「なんですか~」
「あなたは学生なの? それともアイドル?」
「こう見えても29歳です。無職ですが、外国に居る間は旅人だと自称して無職だというのをごまかしているんですよ」
「ターシーカン!」
「なんどすえ~」
「日本にはいつ帰るの?」
「僕には、帰るところなんてないんです。世界のどこに行ったって、僕を必要としてくれる人なんて誰もいないのだから」
「いいわその悲壮感……なんだかクラクラきちゃう……」
一个小时后……
以色列三人组硬要跟过来,中国小姐好一顿找,终于找到一个面包车一样的出租车(到现在我也不清楚那是不是出租车),把行李塞了进去,然后自己也挤进去。在海拔4000米以上的山路上向南奔去,山路崎岖,感觉也是很容易就滑坡的路。好挤啊……
中国小姐:“堂市刚!”
咱:“怎么了~~”
“你是学生吗?还是人气偶像?”
“别看咱长得年轻,其实咱也29岁了。咱没工作,咱来外国的原因,是为了自己诈称自己是“旅客”,其实是为了掩盖自己是失业者的身份。“
“堂市刚!”
“又怎么啦?”
“你什么时候回日本?”
“我无家可归。走遍世界,没有一个地方,会有人真正需要我。”
“真好,这种悲壮感……好像话题有点暗了……”
ウーシーさんとリンさんの小姐コンビは、オレのことをターシーカンターシーカンと呼んで来る。これはオレの本名フルネームを中国語読みすると「ターシーカン」になるためだ。かつてアラブ圏のスーダンでは電車の隣のおっさんに「ムハマド」と命名されたこともあるが、中国でのオレはターシーカンである。ルーシーリューやスージーQみたいで色っぽいではないか。ちなみに、英語圏でのオレのニックネームは「ディカプリオ」もしくは「アーノルドシュワルツェネッガー」である。
自然の要害を削って作られた恐ろしい道を走り、途中で峠の茶屋のようなところで昼食になった。中国人を見下しがちなわがままイスラエル人と小姐コンビは全然心の交流がないため、別のテーブルにつく。ここでは漢字が読めないユダヤ人は何も出来ないので、オレは彼らと一緒の席に着き、彼らのために漢字メニューを見て注文してあげるという役割を担うことになった。ちぇっ、なんでオレがいちいちキミたちを助けなきゃいけないのさ。私はあんたたちの言いなり玩具じゃないのよっ!!!
やはり「ベジタリアンだからシンプルなものを頼んでくれ」と要求が来たので、野菜といえば、麻婆ナス!! 麻婆豆腐!! そしてよくわからんけど炒生菜!!!
这两个中国女孩一个叫武西一个叫林林,他们叫我tang shi gang。这是因为我的本名,堂市刚用中文发音就是tang shi gang(丁丁注:作者笔名是樱刚。著作有《中国什么的绝对不去第二次、混蛋!!……其实还是想去》。这里的tang shi gang是不是堂市刚,我没有查到。姑且这么翻译吧)以前咱在阿拉伯国家-苏丹坐火车的时候,被身旁的大叔叫做“穆罕默德”。在中国,咱就叫tang shi gang。是不是有点刘玉玲和苏西奎特萝的感觉呢?啊,顺便一提哈,咱在英语圈国家被人叫“迪卡普里奥”或者“阿诺施瓦辛格”来着。
我们行驶在自然要害中一条恐怖的道路上,我们途中停到一个山腰类似于茶馆一样的小饭店里吃了午餐,以色列人看不起中国人,他们和两位小姐完全没什么心与心的沟通,就去别的桌子上吃饭了,因为犹太人读不懂汉字,所以我就坐到他们桌子上,看着汉字菜单给他们介绍。呸呸呸,为啥咱非得一次又一次的帮你们!!我又不是对你们言听计从的玩具!!
果然那些以色列人说:“我们是素食主义者,给我们上点清淡的吧。”说到素菜的话,麻婆茄子!麻婆豆腐!还有些见都没见过的炒菜!!

 

豪華中華料理がババーンと並び、さあ食えおまえら!と勧めたところ彼らは全ての皿からひと口ずつ食って「辛いぞっ! こんな辛いもの食べられないっ!!」と文句を垂れた。
……この人たち、今までどうやって旅行してたんだろう。中国旅行楽しいんだろうかこの人たち。
結局、3皿のおかずは全部オレが一人で食った。こんなもん美味すぎる。苦しむどころかご飯もお替りして最後まで恍惚の表情で食い尽くしてやったぜ。それにしても、イスラエルでオレがよく食っていたフライドチキンやハンバーガー、はたまたアラビア料理のピラフみたいなもの、そして中国で出て来る全ての中華料理までオレにとってはどれも美味しい。街へ出ればどんな食文化にも触れ合える環境で育ったなんでも食べられる日本人というのは、こと食に関しては最高に幸せな立場なのだなあ。中華料理を美味しく食えないって、人生の半分損してるぜあんたら??
3人はおかずには一切手をつけず、ただ白いご飯だけを寂しそうにチマチマと食っていた。ご飯の入った茶碗を持って、塩だけふりかけて味を付け、使えない箸を2本一緒にグーで握ってちょぼちょぼと白米をかき込む姿を見ていると、さすがにあまりにも気の毒でオレは少し目が潤んだ。キミたち、中国に何しに来たの? 何度もしつこく聞くけど。
再び崖っぷちを走り、昨日と全く同じルートを逆方向に8時間。既に香格里拉は夜の帳に包まれ……しかしなんとか帰って来れた。たった1日だけで四川省から雲南省へ逆戻り。
咱把豪华的中华料理摆在他们面前,对他们说:你们这些家伙,吃吧!!他们刚夹了一口菜,就立刻抱怨:“好辣!我们吃不了这么辣的东西!!”
……真不知道这些家伙是怎么旅行到今天的。这群人在中国旅行真的会开心么……
结果我自己一个人把三盘子菜全都吃了。美味得无以复加。一点都不难吃,我甚至又叫了一碗米饭,一脸陶醉地吃到最后。话说,咱在以色列的时候经常吃的炸鸡和汉堡,在阿拉伯国家吃的肉饭,还有在中国吃到的所有中华料理,对于咱来说都一样好吃。在日本的城市市区无论哪国料理都能吃得到,从小就习惯这种各国饮食文化的日本人,在“食”这一点上实在是拥有着至高无上的幸福。不能美美的享受中华美食,对于人来说,就丧失了人生一半的意义了,你们知道么?
3人一口菜都没吃,只是孤独地一口一口的吃着白米饭。拿着碗,只往米饭里面倒上点盐。看着他们这样,我真是可怜他们,咱连眼眶都湿润了。你们来中国到底是为了啥?虽然我不嫌麻烦地问你们好多次了。
吃完饭我们就再次走在悬崖峭壁上,和昨天一模一样的道路,反方向走了8个小时。到了香格里拉的时候,夜幕已经降临了……好在是回来了。在四川只待了一天就又回到了云南。

 

タクシーは香格里拉のバスステーションに着き、夜も遅いというのに3人組と2人組はそれぞれそのままバスとタクシーに乗り換えて、別ルートで四川省方面を目指して消えて行った。オレは疲労感いっぱいなので客引きのおばさんについて招待所で一泊である。
非常に無駄足な、わけのわからない2日間であった。
出租车把我们送到香格里拉车站,天已经很晚了,以色列三人组和中国人二人组各分别找了汽车和出租车,换别的路去四川,马上就不见了身影。我浑身疲劳,就跟着在车站拉客人的欧巴桑去招待所住了一晚。
这两天过得莫名其妙,跑了无数冤枉路。

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